前回の記事『まずはココから!SBI証券口座の解説方法をわかりやすく解説!』で口座開設ができたら、いよいよ株の売買を行っていきます。
本記事では、開設した証券口座の管理画面の使い方や、株の買い方までの一連の流れをわかりやすく丁寧に開設します。
目次
SBI証券のログイン〜入金〜株の買い方まで【PC版】
まずはSBI証券の管理画面にログイン!
前回の記事で口座開設が終わったら、ホームページにログインしていきます。
>> SBI証券のホームページ
公式サイトへアクセスしたら、右下のログイン画面に「ユーザーネーム」と「パスワード」を入力します。

次に株を買うためのお金を入金
株を買うためのお金を入金する方法は、以下の3種類から選ぶことができます。
- 即時入金(インターネット入金)
- 銀行振込(窓口やATMから入金)
- 振替入金(ゆうちょ銀行)
ログインすると下記のような管理画面に入ります。
入金は右上のタブを開くか、口座状況の「入金」のどちらからでも同じページに飛びます。

①即時入金(インターネット入金)←オススメ!
即時入金とは、連携している金融機関からインターネットを介して、直接入金することができる入金方法です。振込手数料が無料なうえに、すぐに反映されるのでおすすめです。
もちろん、各金融機関の公式サイトに飛びますので、セキュリティもバッチリです!

②銀行振込(窓口やATMから入金)
銀行の窓口やコンビニ等のATMから入金することができます。
入金できる時間は、窓口の営業時間やATM稼働時間帯と同じです。反映には少し時間がかかり、14時以降の入金は翌営業日の反映となってしまいます。また、振込手数料はかかるので注意しておきましょう。
③振替入金(ゆうちょ銀行)
振替入金は「ゆうちょ銀行」からインターネットで入金となるため、24時間いつでも入金できます。振込手数料も無料です。
【注意点】いくら入金すればいいの?
ここで疑問に思うのが、「いくら入金すればいいか」ということ。
基本的には、買いたい株に合わせて入金額を決めるか、投資する金額を決めてそこから買える株を選ぶかの2パターン。初めは金額を決めてからのがいいかも!
株は”1株=○○円”という表記がされていて、銘柄によって取引できる最低売買単位(株数)が決まっています。
1株から買える株もあれば、100株、1000株単位でなければ買えない銘柄もあります。ほとんどの株は最低売買単位が100株なので、株価が300円なら3万円、800円なら8万円、株価が1,500円なら15万円の入金が必要になります。
買いたい株の探し方
実際に株を買う前に、買いたい株を決める必要がありますね。
再び管理画面トップに移動したら、買いたい株や気になる会社を探します。


株の見つけ方では、他にも金額指定や値上がり率などの様々なランキングでも見ることができます。最初は儲けようとは考えず、自分の好きなメーカーやブランド、株主優待で選んでみましょう。
株の選び方は、『どこの株を買ったらいいの?はじめての株の選び方と基本戦略!』を参考にしてみてください。
株の買い方(2つの注文方法)
では、実際に株を買っていきますよ。
今回は、先日ZOZOの買収でもニュースになった「Yahoo!」を見てみましょう。
検索で「銘柄をさがす」に「ヤフー」等入れると、候補でいくつか表示してくれるので、「ヤフー(4689)」を見つけます。(数字コードはすべての株に付いています)

- 株価:株価や関連する数値全体
- ニュース:その企業に関する出来事や株価のニュース
- チャート:株価の値動きを時間、日、週、月単位の折れ線グラフで表示
- 評価レポート:プロの投資家などの客観的評価が見れる
- 四季報:会社の概要や業績など
- 業績:経営利益などの進捗状況
- 適時開示:重要な会社情報が開示されている
- 株主優待:その会社の株主優待に関すること
- 分析:クォンツ・リサーチ社による分析
今回は株の買い方について説明していきますので、「チャート 」や「評価レポート 」はまた別の機会で説明していきますね。
株の売買は、基本的には「現物買」をするのが一般的です。
持っているお金の範囲内で株を買うことを「現物取引」といい、持っているお金以上に多くの株を買うことを「信用取引」といいます。
次に「現物買」をクリックすると、いよいよ購入画面に移ります。

株を買うときは、”注文”という方式で購入します。
株を「買いたい人」「売りたい人」はたくさんいるため、”注文”という方式で順番に取引が成立していきます。
注文方法には2パターンあり、
- 成行注文=「いくらでもいいから買いたい」高い確率で買える
- 指値注文=「いくらになったら買う」と指定して、その単価になったら買える
「いくらでもいいから買いたい」ならば、「成行注文」で注文することでほぼ確実に買うことができますが、思わぬ高額で買わされることもあります。
一方、一般的な買い方は「いくらで買う」と指定する「指値注文」で、現状の株価、もしくは現状より安くなったときに買えるように予約しておく注文方法です。

たとえば、ヤフーの株価は現状320円(スクショ撮影時)ですが、319円に下がったときに買いたいと指定しておくことができます。
この場合、株価が319円になったときにはじめて注文が成立します。
しかし、指値注文は指定した株価以下にならないと買えないので、必ずその日のうちに買えるとは限りません。そのため、”いつまでの間に”という期間を指定するのです。
株を買うときは「いかに安く買うか」が重要になってきます。
”指値注文”は指定価格以下で買えるメリットはありますが、指定期間中に指定価格まで下がらないと買えないので、取引が成立しにくいデメリットがあります。
仕事や他のことで忙しいときは”指値注文”で注文しておいて、株価をチェックできるときは現状価格に近い価格で注文しておくとすぐに買えたりします。
株主優待が目的なら、長期保有する必要があるのでそこまで価格に敏感になる必要はありません。ただ、少しでも安く買いたいなら、定期的に値動きはチェックしておくとよいでしょう。
スマホで利用している人は、『SBI証券の株の買い方【スマホ版】』を参考にしてみてください。
さあ、株を実際に買うことはできましたか?
いよいよ次は売り方を確認しておきましょう!
次のページ >> 株の売り方!SBI証券ではじめての売り注文を出してみよう!
【ステップ0】事前知識
┗投資とは?はじめて学ぶ投資を女性目線で解説!
┗株とは?女性にもわかりやすい初めての株式投資
【ステップ1】証券口座を開設しよう!
┗はじめてでも安心!証券口座(SBI証券)の開設方法
┗初心者におすすめの証券口座ベスト3!
【ステップ2】株の売買の仕方を覚えよう!(買い方と売り方)
┗株を買ってみよう!SBI証券の管理画面と株の買い方
┗株の売り方!SBI証券ではじめての売り注文を出してみよう!
【ステップ3】株銘柄の選び方
┗どこの株を買ったらいいの?はじめての株の選び方と基本戦略!
【ステップ4】株式投資で損をしないために
┗株式投資で初心者が失敗しがちな3つの理由!
┗損切りとは?損失リスクを下げるタイミング
【ステップ5】株式投資でより儲けるために
┗株式投資で着実に利益を得る方法と考え方
┗株式投資初心者にオススメの本をご紹介!