前回の記事『SBI証券で株を買ってみよう!管理画面の見方と株の買い方』で株の買い方を理解したら、次はいよいよ株の売り方を学んでいきましょう。
このページでは、PC版とスマホ版の両方でのやり方をご紹介しています!
目次
株式投資の原則は「安く買って、高く売る」
株式投資というと、どうしても難しく考えてしまったり、毎日グラフ(チャート)や株価の動きを見なきゃいけないと考えている人が多いですが、そこまで神経質になる必要はありません。
もちろん定期的に株価はチェックしておきたいですが、朝夕1回ずつや、1日1回でもOKです。
株式投資の原則は、”安いときに買って、高くなったら売る”です。
「当たり前じゃん!」と思うかもしれませんが、何も安いときを狙うことはなく、自分が買ったときより高くなったら売ればいいだけのことです。
意外とこの基本ができていない人が多く、安いタイミングはプロでも予測するのは難しいですし、どこまで上がるかも予測がつきません。欲をかきすぎていつまでも買えなかったり、急激な暴落により損をしてしまうことがあります。
まずは大きく儲けようとしないで、少しでも上がっていたら売って、感覚を養っていきましょう!
株の売り方!SBI証券で行う”売り注文”【PC版】
ログイン〜操作方法
前回は株の買い方を覚えたように、株の売り方も基本的には同じです。
まずは前回同様、SBI証券のホームページにログインしましょう。
>> SBI証券のホームページ
公式サイトへアクセスしたら、右下のログイン画面に「ユーザーネーム」と「パスワード」を入力します。

管理画面にログインしたら、次は保有している株を確認します。
保有している株を見るには、ログイン画面トップの「ポートフォリオ」から確認することができます。

ポートフォリオ画面では、現在保有している株やその他有価証券はもちろん、買付日や買ったときの価格、現在との損益状態なども確認できます。
株を売る場合は、ポートフォリオから銘柄をクリックして直接移動するか、銘柄検索などでも銘柄の注文画面に移動できますよ。
株の売り方と2つの注文方法
株を売る”売り注文”は、株を買ったときの”買い注文”とほぼ同じです。
銘柄の詳細画面に移動したら、「現物売」をクリックします。(基本的には株式は”現物”の取引がほとんどです。”信用”は損するリスクが高いので、初心者にはオススメしません。)

「現物売」をクリックすると、いよいよ取引画面に移ります。
注文画面は「買い注文」をしたときと同じ画面なので、割愛しますが、不安な方は前回の「株の買い方」を参考にしてみてください。
成行注文
成行注文は、「いくらでもいいから売りたい」場合に使用します。
基本的には”買い注文”の最高値で売られますが、確実に儲けられるわけではありません。もしも買った株価と近い株価で動いていた場合、とにかく売ることに重点を置く成行注文は、買ったときよりも低い株価で売れることもあるからです。
指値注文
一方、指値注文は「この値段になれば売りたい」場合に使用します。
指値注文は株価を指定しておき、その株価以上になったときに売り注文が入ります。成行注文よりは注文が成立するまでに時間がかかりますが、確実に指定した株価で売ることができます。(指定株価にならなければキャンセルとなり、再度注文する必要があります)
売り注文で”成行注文”を使用するときは、すでに損をしている株で早めに売ってロスカット(損切り) をしたい場合や、大幅に利益が出ていて多少前後しても利益を出せる場合などです。
株の売り方!SBI証券で行う”売り注文”【スマホ版】
1、ログイン
まずは、PC版と同じように、スマホでSBIのホームページにアクセスします。
公式サイトへアクセスしたら、右上のログインボタンをタップしてください。


場面の「ユーザーネーム」と「ログインパスワード」を入力したら、ログインします。
2、保有株を確認〜注文画面へ
株を売りたい場合は、まずは保有する株を確認しましょう。
画面への移動方法は、ログイン画面の「口座管理」、もしくは画面一番下まで行って「保有証券」をタップします。


最初の「口座管理」から移動した場合は、「商品別資産評価」をタップで確認します。※一番下の「保有証券」をクリックした場合は直接「商品別資産評価」に移動します。

次に、売りたい銘柄欄をタップすると、注文メニューが表示されるので、上から2番目の「現物注文へ」をタップします。


3、注文画面で「売り注文」
基本的な操作方法は、「買い注文(スマホ版)」のときと同じです。

- 現物の「売」にタップされているか確認
- 売りたい株数を指定(今回のは100株単位)
- 注文方法を選択(今回は指値注文)
- 指値注文であれば期間を指定
先ほど説明した、2つの注文方法はどちらでも好きな方を選択できます。
基本的には、売り注文は「指値注文」を選んだほうが失敗は少ないです。
というのも、指値注文は指定した金額以上にならなければ売れないので、安くても売れてしまうことがありません。
ロスカット(損切り)は覚えておこう!
ロスカット(損切り)とは、損が出ているものの見切りをつけて売ることをいいます。
見切りをつけるのは初めは難しいですが、自分の読みが外れたときや何か大きな事件やニュースがあり、日を追うごとに株価が下がっているときは、思い切って損切りをしましょう。
「いつか上がる」と欲をかいていると、損失をズルズル引き伸ばして大きくしてしまいます。
トータルで利益が出ればいいと割り切って、ときには負けを認めることも、株で成功するためのカギとなりますよ。

これで「株の売り方」の基本は以上になります。
あとは株の「買い注文」と「売り注文」を繰り返して、株の売買に慣れていきましょう。
次のページ >> どの株を買ったらいいの?はじめての株銘柄の選び方!
【ステップ0】事前知識
┗投資とは?はじめて学ぶ投資を女性目線で解説!
┗株とは?女性にもわかりやすい初めての株式投資
【ステップ1】証券口座を開設しよう!
┗はじめてでも安心!証券口座(SBI証券)の開設方法
┗初心者におすすめの証券口座ベスト3!
【ステップ2】株の売買の仕方を覚えよう!(買い方と売り方)
┗株を買ってみよう!SBI証券の管理画面と株の買い方
┗株の売り方!SBI証券ではじめての売り注文を出してみよう!
【ステップ3】株銘柄の選び方
┗どこの株を買ったらいいの?はじめての株の選び方と基本戦略!
【ステップ4】株式投資で損をしないために
┗株式投資で初心者が失敗しがちな3つの理由!
┗損切りとは?損失リスクを下げるタイミング
【ステップ5】株式投資でより儲けるために
┗株式投資で着実に利益を得る方法と考え方
┗株式投資初心者にオススメの本をご紹介!