株式投資

損切りのタイミングとは?初心者がリスクを下げる重要ライン!

株式投資をしている、または株をしようと考えている人が心配なのが、売るタイミングですよね。

株で儲けるためにも、損失をできるだけ下げるためにも、売るタイミングはとても重要です。

彼女
彼女
売るタイミング逃したらどんどん損しそうでこわい…

僕
そういった損失を減らすのが、ここで教える”損切り”という方法だよ

このページでは、損失リスクをできるだけ減らす”損切り”について、また損切りをするタイミングについても詳しく解説していきます。

これから投資をする方や、ついつい売るタイミングを逃してしまう初心者の方は、参考にしてこれからの投資生活を豊かなものにしてください。

損切りとは?

損切りとは、損を出しているものに見切りをつけて売ることで、「ロスカット」とも呼ばれます。

株価は常に変動しています。会社の業績や事業内容に問題があれば、株の人気とともに株価は下がっていきます。

仮に自分の持っている株の値段が下がっているのであれば、ある程度のラインで売らなければどんどん損することになってしまいますよね。

そのある程度決めたラインで売り、損失をできるだけ抑える方法が損切りです。

 

損切りをしないとどうなる?なかなか損切りをできない理由!

彼女
彼女
でもさ、株価が下がっても、いずれは戻るかもしれないじゃん?損切りするメリットってあるの?

僕
もちろん戻る場合もあるよ。でも逆に、株価が戻る保証はある?

彼女
彼女
んー、ないね(笑)

たしかに、持ち続けることで株価が回復し、損失を免れることもあります。

しかし、株価の変動は誰にもわかりません。人気株ほど株価への影響も大きいため、変動は激しくなりますし、バブル崩壊やリーマンショックのような株価が暴落する出来事も誰が予測できたでしょうか。

僕
ここで、なかなか損切りができない理由を3つご紹介します。当てはまる方は、少し気をつけた方がいいかもしれません。

【損切りできない理由】

  • 負けたくないというプライドがある
  • これから上がるかもという根拠のない自信
  • 損失を認めて後で後悔したくないから

株価の下落が続けばそれだけ損失を増やしてしまい、あとあとになって「少しでも速く売っておけばよかった」と後悔する人はたくさんいます。

損切りによって多少なりとも損失を出してしまっても、「損切りしてなかったらもっと損をしていたかも」「これくらいの損失でよかった」とポジティブに捉え、次の投資に進むことも株式投資で成功する秘訣です。

 

初心者が失敗しない損切りのタイミング

損切りにルールを作る(損切りライン)

株で失敗しないためには、投資の売り買いにルールを作ることが大切です。

予測や感情だけで投資をする人ほど破滅しやすく、ついついギャンブラーのような末路を辿ってしまいます。

損切りにおいては、例えば「株価が買ったときより○%値下がりしたら売る」といった損切りラインを決めておくことで、損失の拡大を防ぎ、総合的にプラスで終えやすくなります。

一般的には、損切りラインは「10%の値下がり」にするとよいとされています。

もちろん10%よりも低いところで損切りラインを設けてもいいのですが、あまりに低いと利益を出しずらくなってしまいます。いわゆる”損切り貧乏”ですね。

初心者の株式投資のルールとしては、はじめは15〜20%上がったら「利益確定」をし、8〜10%下がったら「損切り」することを目安にするとよいでしょう。

彼女
彼女
「利益確定」ってなに?

僕
文字通り、利益が出ているときに株を売ることだよ!

彼女
彼女
堅実にコツコツやれってことね!

株を行う目的をはっきりさせる

株を始める前に、「なぜ株を買うのか」の目的をはっきりさせることも、損切りするタイミングを決めるのに重要なことです。

多くの投資家は、株の売買により利益を上げる(キャピタルゲイン)ことを目的にしていますが、株で利益をあげる方法は「配当」や「株主優待」(インカムゲイン)もあります。

株の売買によって利益を上げたいのであれば、短期的な売り買いになるため、損切りのタイミングはより重要になるでしょう。(ただし、会社の将来価値を買う投資であれば、長期で見るため焦って損切りはしない方がよいです)

しかし、配当や株主優待といった利益を目的としている場合は、あまりに業績や株価の暴落がない限りは株は持ち続けた方がよいことが多いです。

このように、株はその目的や投資スタイルによって売るタイミングが異なります。

彼女
彼女
ただ「儲けたい」って考えてるだけじゃダメってことだね

僕
その通り!漠然と「お金がほしい」と考えるのではなく、どういう目的で株式投資をするのかをはっきりさせておこうね

 

損切りのタイミングについてのまとめ

  • 損切りとは、損を出しているものに見切りをつけること
  • 損切りをしないと損失が大きくなる可能性が高い
  • 売り買いのルールを作ることが大切

損切り(ロスカット)は、慣れないうちはつい欲が出てしまい、難しいと感じる方も多いです。

しかし、相場の読みが外れたときや株価の下落が止まらないときは、思い切って損切りしないとズルズルと損失を大きくしていまいます。

トータルで利益が出ればいいと割り切って、ときには負けを認めることも、株式投資で成功する秘訣です。

僕
損切りのタイミングは難しいかもしれないですが、はじめはルール通りに売買をして慣れていきましょう

 

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