投資を始めようという女性は多くなりました。将来の不安や、単純にお金を増やしたいと考える人が多いですね。
このページでは、投資の種類やその特徴をできるだけわかりやすく解説しています。最後に、投資がはじめての女性にもおすすめの投資をご紹介しているので、どれにしようか迷っている人も参考にしてくださいね。
目次
投資の種類と特徴とは?
株式投資
投資と聞いて、まず一番イメージするのが”株”という人も多いでしょう。
株式投資とは、企業が資金調達のために発行する「株券」を、個人や投資家が売り買いしたり、配当金や株主優待を受け取る投資方式です。
「株券」は企業に資金を提供してくれた人に対する”証明手形”のようなもので、少しでも多くの人に株券を買ってもらうために”配当金”や様々な”株主優待”を付けているのです。
株式投資は、「安くなったタイミングで買って、高くなったら売る」というのが一般的な投資手法です。そのため、日々のニュースや企業分析などの情報収集が必要になります。
株価は常に大きく変動するため、リターン(儲け)とリスク(振り幅)は大きいですが、買った分以上の損をすることはないのでリスク調整は可能です。
株をたくさん持っている人を”大株主”なんて呼んだりしますよね。大株主は=資金をたくさん出してくれた人なので、企業の中でも特別扱いされます。様々な優遇やサービスを受けている人もいます。
債権(国債/社債)
債権とは、簡単にいえば”借金”のことです。
「国債」がもっとも有名で、国のお金が必要な時に債権を発行し、それを買ってもらうことで資金調達を行います。
買った債権にはもちろんメリットがあり、国債であれば0.05%ほどの利子や最低金利保証といった制度があります。国債は発行元が”国”であるため、元本割れ(もともと預けていた金額よりもマイナスになること)の心配もかなり低いです。
安全性も高く、銀行預金よりも高い金利でお金を増やすことができます。
投資信託
投資信託とは、個人や投資家から集めたお金を投資のプロ・専門家が代わりに運用し、その運用成果を分配してくれる投資方法です。
投資を”信用”で”託す”ということですね。
投資信託は「ファンド」などと呼ばれ、運用のプロが株式や債権に投資・運用をします。集めた資金をどのように運用するかは投資信託ごとに異なるので、いろいろなところに分散させることも可能です。
そのため、投資に詳しくない人や「どんな株を買っていつ売ったらいいかわからない」といった初心者にもおすすめです。
ただし、プロに運用してもらうための手数料(一般的には投資額の1〜3%)がかかります。さらに投資のプロでも失敗はあるので、損をすることも十分あります。
ETF
ETFとは、=上場投資信託のことで、上場している株や債権をまとめたパッケージ商品のことです。
上場している投資なので、株と同じよう証券会社を通じて証券取引所で売買ができます。日経平均株価などの指数に連動しているため、リアルタイムの値動きで売買できます。
また、売買する単位も決まっているのでわかりやすいのが特徴です。
通常の投資信託は上場していないので、証券会社や銀行など特定の金融機関で購入します。注文したときに金額は公開されないで、翌営業日に公開されます。
不動産投資
不動産投資といえば、マンションやアパートのオーナーになることですね。マンションやアパートなどの不動産を購入して、そこの家賃として収入を得る投資方法です。
他の投資に比べて、長期的に安定した収入になることが多いため、将来的な不労所得や年金対策にもなりますし、自分が住む部屋としても活用できるのがメリットです。
ただし、人が住んでくれないと家賃収入が得られないので、立地条件や設備などの情報収集が必要になります。いい物件であればあるほど、たくさんの人が入居してくれますからね。
また、ある程度のまとまったお金が必要になるので、ある程度投資でお金が増えてきたらやってみるといいですね。
iDeCo(確定拠出年金)
会社に勤めている人ならば、「401k」などで知っている人も多いですよね。
iDeCo(イデコ)とは「個人型確定拠出年金」とも言い、自分で行う年金制度のことです。毎月一定額の資金で運用商品(証券会社を選んで運用し、60歳以降に「年金」もしくは「一時金」として受け取る制度のことです。
つまり、老後に備えて毎月一定額を積み立てて、少しでも増やす運用をすること。
運用商品には安定しているが利益も少ない「元本確保型」と、多少のリスクはあるが増やせる利益も多い「元本変動型」があり、その組み合わせを自由に選べます。
ただし、iDeCo(確定拠出年金)が受け取れるのは60歳以降で、途中解約もできません。
仮想通貨
仮想通貨とは、『ビットコイン』などでも有名な「インターネット上の通貨」のことです。
国で発行する”円”や”ドル”などの「法定通貨」とは違い、あくまでインターネット内の「価値を交換するためのデジタル通貨」に過ぎませんが、ネット取引や実店舗での買い物にも利用できます。
仮想通貨は需要や経済状況などで価値が変わるため、変動が大きい分「ハイリスクハイリターン」の投資になります。
たとえば10万円で買った仮想通貨が、翌日には11万円になったり、反対に9万円になったりと非常に変動が激しいため、短期投資やギャンブルにも近い投資です。
FX(外国為替取引)
FXとは「Foreign Exchange」の略で、外国為替取引、つまり外国通貨を買ったり売ったりして利益を得る投資方法です。
簡単に言うと、1ドル=110円で買って、1ドル=120円のときに売れば、差額の10円分儲けることができるということですね。
反対に、先に120円=1ドルのときに売っていて、110円になったときに買い戻せば、差額分の利益が出るため、どちらのポジションでも利益を出す方法があるのがFXのおもしろいところ。
また、FXの特徴としては、「レバレッジ」をかけられることで、自己資金の最大25倍(2019年4月)の資金を動かすことができます。
つまり、少ない元手で大きな利益を得ることができますが、損失が出た場合も大きくなります。まさに「ハイリスクハイリターン」の代名詞ともいえる投資方法です。
投資初心者の女性におすすめな投資!
投資の種類がだいたいわかってきたところで、実際にどれをやったらいいか迷ってしまう人も多いですね。彼女もその一人なので、初心者や女性にも始めやすい投資を紹介します。
投資を始めるなら「株式投資」がベスト!
やはり何と言っても、投資といえば「株式投資」が一番おすすめです。
証券口座(証券会社で作る口座)を作れば誰でも始められる上に、知っている企業や身近な商品・サービスとも関わりがあるので親しみやすいでしょう。
また、株の買い方も少額から選べるので始めやすいのも特徴です。
上場している企業の株しか売買できないので、倒産することもほとんどないですし、売らないで持ち続けることもできます。ゼロになることはまずないので、リスクも少なく済みます。
実際に”株”の売買をしなくても、持っているだけで「配当金」や「株主優待」が受けられるので、普段の生活でもお得なメリットが満載です。
>> 【初心者向け】株とは?女性にもわかりやすい初めての株式投資!
短期勝負で簡単に買える「仮想通貨」
時間をかけないですぐにでも投資で儲けたいという女性には、仮想通貨は手軽にできておすすめです。
スマホ一つでお金のやり取りやチャートの動きもわかるので、いつでもどこでもできるのが魅力です。動き幅も広いので、一気に何十万、何百万稼ぐこともできます。
ただし変動が激しい分、値動きをチェックする機会も増えるので、ついつい見すぎて仕事や子育てをおろそかにしないように注意しましょう。
忙しくて面倒な人は「AI」にまかせよう!
勉強するのも、忙しくて値動きも見てられないという人には、AIによる「おまかせ投資」がおすすめです。
近年、世界でも注目されている投資で、日本では「WealthNabi(ウェルスナビ」や「THEO(テオ)」が有名です。
AIを搭載した「ロボアドバイザー」が、あなたに合わせた運用方針に基づいて自動で投資をしてくれるため、ユーザーは入金するだけ。あとは勝手にAI(ロボアドバイザー)が運用してくれます。
仕事や子育てで忙しい女性や、お金が減っていく心配も尽きない女性は多いです。そんな女性にも手軽にできる投資が”AI(ロボアドバイザー)投資”です。
▼THEOの概要や始め方はこちら

【ステップ0】事前知識
┗投資とは?はじめて学ぶ投資を女性目線で解説!
┗株とは?女性にもわかりやすい初めての株式投資
【ステップ1】証券口座を開設しよう!
┗はじめてでも安心!証券口座(SBI証券)の開設方法
┗初心者におすすめの証券口座ベスト3!
【ステップ2】株の売買の仕方を覚えよう!(買い方と売り方)
┗株を買ってみよう!SBI証券の管理画面と株の買い方
┗株の売り方!SBI証券ではじめての売り注文を出してみよう!
【ステップ3】株銘柄の選び方
┗どこの株を買ったらいいの?はじめての株の選び方と基本戦略!
【ステップ4】株式投資で損をしないために
┗株式投資で初心者が失敗しがちな3つの理由!
┗損切りとは?損失リスクを下げるタイミング
【ステップ5】株式投資でより儲けるために
┗株式投資で着実に利益を得る方法と考え方
┗株式投資初心者にオススメの本をご紹介!